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2017年、松山市では「花園町通り」と「道後温泉別館・飛鳥乃湯泉」の2つの空間が生まれ変わりました。花園町通りでは街路自体が広場的な空間に、道後温泉別館・飛鳥乃湯泉では中庭と街路の一体的な空間として誕生しました。これら新たに生まれた広場や街路が、地域の人々で賑わい、地域の新たな魅力を引き出す空間となるため、「みんなのヒミツ基地」まちづくりアイデア募集と「移動する建築」都市設計コンペを開催し、動くまちづくりの考案・製作・運営を行っていきます。


「みんなのヒミツ基地」「移動する建築」は、飲食や物販といった屋台のような機能のほか、地域の課題を解決し、空間の価値を高めるような機能をもつ拠点をつくるためのプロジェクトです。「みんなのヒミツ基地」では、松山市の小学生から社会人まで幅広い世代から、“ヒミツ”(=今まで誰も思いつかなかったような)のアイデアを盛り込んだ移動式の基地をご提案いただきました。また、「移動する建築」では、全国の若手の建築家・都市デザイナー・土木設計者から、花園町通り歩道と道後温泉別館・飛鳥乃湯泉中庭に設置する屋台のデザイン提案を募集しました。


現在、「移動する建築」都市設計コンペで決定した優秀賞の2つの案「まちを旅する4つの屋台」「街の中の雲」について、定期的にワークショップを開催し、地域の子どもたちや住民の意見を取り入れた上で具体化に向けた検討を重ねています。今後、最終的なデザインの決定・実施製作を経て、今年度中に花園町・飛鳥乃湯泉にてお披露目の予定です。




【「移動する建築」デザイン・製作ワークショップ運営】

スタッフ:尾崎信(松山アーバンデザインセンターディレクター)

     柳原卓(松山アーバンデザインセンターシニアディレクター)

     尾形愛実(愛媛大学大学院理工学研究科)

     小川直史(愛媛大学大学院理工学研究科)

     毛利彩希(愛媛大学大学院理工学研究科)

     志田尚人(愛媛大学工学部)

     須藤雅陽(愛媛大学工学部)

     中出舞(愛媛大学工学部)

設 計 者:バンバタカユキ( 建築家・デザイン担当 ) homepage:http://takayukibambaaa.wixsite.com/home

     田中良典( 家具職人・家具製作担当 )

     キムテボン( アーティスト ) homepage:http://www.taebeomkim.com/

講  師:羽藤英二(都市工学者 東京大学 / 松山アーバンデザインセンターセンター長)

監  修:南雲勝志(デザイナー / ナグモデザイン代表取締役)homepage:http://www.nagumo-design.com/

製作・技術協力:伊予匠ノ会 facebook:http://m.facebook.com/iyotakumi/





【「移動する建築」都市設計コンペ審査員】

審査員長:羽藤英二(都市工学者 東京大学 / 松山アーバンデザインセンターセンター長)

審  査  員:川口学(松山市都市整備部)

     南雲勝志(デザイナー)

     五十嵐太郎(建築評論家 東北大学)

     寺尾保仁((公社)愛媛県建築士会長)

     新山富左衛門(道後温泉コンソーシアム代表者)

     泉谷昇(花園まちづくりプロジェクト協議会理事長)

     松波雄大(道後オンセナート2014・道後アート2015 / 2016地元統括責任者)


【「みんなのヒミツ基地」審査員】

審査員長:羽藤英二(都市工学者 東京大学/松山アーバンデザインセンターセンター長)

審 査 員:寺尾保仁((公社)愛媛県建築士会長)

     新山富左衛門(道後温泉コンソーシアム代表者)

     泉谷昇(花園まちづくりプロジェクト協議会理事長)

     松波雄大(道後オンセナート2014・道後アート2015 / 2016地元統括責任者)